お守りについて
心に「願い」を持つことの大切さ
日々忙しさに追われる私たちは
何を心の支えに持ち生きているのでしょうか?
日本人は無宗教であると言われる側面もりますが
例えば「推し活」などは心に芯を持ち
日々の生活を支えてくれる活動です。
自分のネガティブな部分を投影し共感できる存在。
心の支えとなり「こんな風になりたい!」と願い
憧れの対象にもなる「推し」の存在は
年齢や性別を超えて現代人に広がるライフスタイルとなっています。
願いがあるから前に進める
願いがあるから努力を継続することができる
願いがあるから仲間を大切に出来る
願いを持つことは生きる上で
とても大切で心の真ん中に存在するものであります。
そういった心の支えとなり
漠然とした願いを明確に表に立てる方法は推し活だけではありません。
古来から様々なものが存在していますが
その中の一つに「お守り」があります。
お守り文化を支えてきた組紐
日本の伝統工芸の一つに「組紐」があります。
様々な機械や台を用いて手作業で組まれる紐は
色鮮やかで美しく、見る人の心を豊かにしてくれます。
また、手作業で組まれた紐は伸縮性があり
キュッと固く締まって容易に解くことはできません。
仏事・神事・武具や着物の装飾など様々なもに使われてきた組紐。
日本の歴史と深い関りを持ち受け継がれてきた背景には
古来より「紐を結ぶ」という行為には精神的・呪術的作用があるからだと
言われています。
お守りや御札にも必ずと言っていいほど
結ばれた紐が施されていることにお気づきの方も多いはずです。
自分の願いを結び込める。
神様をお守りに結び込める
お守りにはそのような意味が込められているのです。
組紐は、それらに使われる紐を手作業で作り続けてきましたが
着物の帯締めなどの一部を除き、現在それらのほとんどは
機械組みで制作され、伝統は姿を消しつつあります。
組紐と言えば現在は京都や伊賀で伝統が継承されているのが現状ですが
中国から伝来した最初の地はこの博多だと言われています。
志賀島で発見されたと言われる金印に付されていた
「紫綬」と言われる紐が組紐です。
日本で最初に確認された組紐であるとも言われています。
この博多の地は組紐伝来の地と言っても過言ではありません。
しかし、現在の博多で組紐に触れることができる場所は決して多くありません。
自分の「心」というものにもっとフォーカスする生き方を伝えたい
そこにお守りや紐という存在があって
組紐という伝統があるということも多くの方に知っていただきたい。
沢山の思いがあって当店ではお守りを制作することになりました。
当店のお守り
当店のでは恵方置きというお守りを制作・販売しています。
東洋思想において「恵方」という方位を用いてチャンスとご縁を掴むという
考え方に則って制作しています。
詳しくはこちら
→恵方置きについて
他にも様々なお守りの販売を予定しています。
決まり次第ご紹介していきますのでお楽しみに✨